
千葉県柏市泉地区の鳥見神社(伊津美神社)にある、スキーで転んだのか、真ん中で骨折している痛々しい金精様(石製男根像)に会ってきました。
鳥居の扁額には『鳥見(とみ)』『伊津美(いづみ)』と併記されており、webの地図でも表記はマチマチです。ちょっと紛らわしいですが、恐らく泉地区の地名に由来が有るのでしょう。旧地名なのかも知れないですね。
ちなみに『鳥見神社』は物部氏に関りが深く、『饒速日命』(ニギハヤヒノミコト)という『龍神を操る宇宙人説(!)』など謎の多い神様を主祭神とする、千葉県の印西市、白井市、柏市、茨城県の一部などに20ほど鎮座する神社です。
素朴ですが、彫刻や造りに歴史を感じさせる拝殿と本殿。共に扁額は『伊津美』神社のものとなっています。オイ鳥見神社どこいった。。ガキの頃は神社の由来なんて全く興味なかったですが、何やら気になります。
で、ちょっと草で見にくいのですが、境内の拝殿左側、コンクリート製の基壇上に小さな祠が並んでいます。右端にはお待ちかねの金精様コーナーに男根型の石神が3柱。他の祠の建立年から察するに、江戸末期あたりのものでしょうか。

太さや長さの異なる3柱の金精様。真ん中の金精様は、御いたわしいことに真ん中で折れてしまっています。実際目の前に見ていると、何やら自分のブツにズキズキと痛むような錯覚が?
こうした神様を巡っていると壊されたり盗難されたりというのはよく耳にする話です。こちらも実際の原因は不明ですが、悪戯による破損だったら悲しいな。。でもまあ、祓串を添え木代わりに針金で縛って処置してある姿は、愛が感じられて微笑ましいような気も致します。

以上、千葉県柏市 鳥見神社(伊津美神社)の金精様でした。木漏れ日が気持ち良いロケーションですので、ぜひ見に行ってみてください。
所在地 千葉県柏市泉1338-1
駐車場 隣りの泉ふるさとセンターに駐車
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