
桐生のメインストリート脇の祠の中に、堂々たる金精様がおわします。ギンギンの(禍々しい)オーラを放ち、道行く現代人に語り掛ける性の伝道師(?)にお会いしてきました。

祠の場所はまさに桐生のメインストリートで、人通りも多い場所。ちなみに桐生市教育委員会も近くに有ります。皆様どんなお気持ちで金精様を捉えているのか気になるところです。

まずは左の祠から。ムウお見事。どっしりとしたボディに『根精大明神』の彫刻です。聞くところによるとこの道は女子高生の通学路にもなっているとの事。素晴らしいですね。
男根をかたどった神様『金勢様(こんせいさま)』は、他にも『金清』『金生』『魂生』『根性』など名称に様々なバリエーションがありますが、こちらはその一つです。

右の祠の扉は開きませんでしたが、2柱の神様がいらっしゃいました。建立は文政13年(1830年)。ご利益は『家内和合』『子孫繁栄』『根性振興』『商売繁盛』『子授安産』『ボケ封じ』と多岐に渡り、以前は花柳界の女性が参拝し大いに賑わっていたそうな。

観光スポットや名所としての案内が乏しいことは若干残念ですが、街中でここまで堂々と管理されているのはご立派だと思います。参拝者や地元からのクレームで金精様を隠したりする場所に比べれば本当に立派!(致し方ないことかもしれませんけどね)
しかしかく言う自分も、撮影中にグサグサ刺さる人目が気になって長居できず、ご神体の裏側や、足元に寝ているらしいもう1柱の写真を撮影できていませんでした。反省!また近いうちに再訪したいと思います。
所在地 群馬県桐生市本町3丁目4−11
駐車場 無し 付近にコインパーキング有り
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