足利市を車で走っていたら、突然岸壁に『大小』と書いてあるのを見つけたのでサクッと登ってきました。不思議なものを見つけたとき、近寄って見たくなるのは人間の持つ本能ですね。
麓の総合案内板。ほんとはココから足利妙義山まで縦走できますが、時間が無いので今回は大小の看板が見やすそうな見晴台→鷹巣山(大小と書いてある山)の頂上まで。私は男の子なので迷わず男坂をチョイスです。
麓にある阿夫利神社を参拝。大小山という俗称の由来はこの神社に祀られる大天狗と小天狗に有るらしいんですけど、写真撮ってねえ。。
男坂と女坂の分岐を超え男坂を登ると、鎖場もある若干スリリングな登山道になります。私は現場用の安全靴でも平気でしたが、岩場に不慣れな方はしっかり準備をしていきましょう。写真3枚目は男坂の中ほどにある大小山仙間神社です。
30分ほどの道のりで見晴台に到着。アルミ製の『大』『小』のプレートが間近に見えます。看板は江戸時代に近隣住民によって寄贈されたもので、幾度か架け替えられて現在の物は1枚が7m四方、重さはそれぞれ約1tあるそうです。落っこちてきたら大変だあ。
で、『大』の右下に目を凝らすと、がけっぷちに小さな祠が。。阿夫利神社の奥宮らしいのですが、ここまで行きづらい奥宮もそうそう無いんじゃないですかね。でも地元のDQN、いや若者が度胸試しに行ったりしてそうです。
野生の鹿がこちらをじっと眺めていました。そういえば最近鹿の刺身食ってないなあと思いつつ、こちらからもじっと眺めさせて頂きました。ちなみにこの辺りは熊やイノシシの目撃情報が有るらしいので、登る方は念のため注意してください。
頂上からの眺望。足利市の市街が見渡せます。大小のプレートには無病息災の祈りが込められているそうなので、私もしっかりとお祈りして下山しました。ハイキング気分で登れますので、山肌の『大』『小』が気になった方は、ぜひどうぞ。以上、大小山軽登山でした。
所在地 栃木県足利市西場町
駐車場 阿夫利神社駐車場(20~30台)
トイレ有り