寒干し大根ってご存知ですか。秋に貯蔵した大根を冷水にさらし、氷点下の冬にひと月以上屋外で干して仕上げるという、時間がかかるという意味では超贅沢な日本古来の保存食です。
寒干し大根を半日ほど水にさらして戻し、豚バラ肉と一緒に煮込みます。ネギでの臭み消しを忘れずに。カッチカチのダイコンが徐々に柔らかくなり、閉じ込められた自然の旨みと甘みがスープに溶けだしてきます。
ついでに茹で玉子も足してみました。完成までにすごく時間かかったけど、大根に味が染みて歯ごたえも良く、めちゃくちゃに美味しい。八角を加えれば台湾風になるかも。今度やってみよう!
圧力鍋を持っていないので『角煮ホロホロ!』とまではいかなかったけど、寒干し大根の美味しさに大満足。埼玉の奥地のあるローカルコンビニで発見して買ったんだけども、もっといろんなところで売ってくんないかな。昔は、ちょっと田舎へ行けばどこの軒先でもつくってたらしいです。日本古来の干し野菜や保存食の美味しさ、もっとメジャーになってほしいなあ。
あと、戻す前の寒干し大根は、見た目がブルボンのチョコ&コーヒービスケットに似てると思う。
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