奇妙な植物コレクション

我が家に飾ってある奇妙な植物たちを紹介します。わたくし知らなかったのですが、近年『珍奇植物』というジャンルが有り、好奇心を刺激するそのカタチに魅了される人が多いと聞きました。確かにコイツらを眺めていると、その生い立ちやフォルムの理由に想像が膨らんで何時までも眺めていられる気分になります。

コイツは、中米から南米原産『パナマソウ』の肉穂花序部分のドライフラワーで、通称『タルホーン』といいます。黒魔術のシーンに出てくる黒ヤギの角のような姿ですが、元々はまっすぐの一本で、真ん中に切れ込みを入れて乾燥させて作るためこんな珍妙な形になるようです。カチカチで石のように硬く、植物と思えない手触り。子供の頃にこの植物を知ってたら、嫌いな友だちの下駄箱にそっと入れてリアクションを見てやりたかったな。

こちらは『フタバガキ』の種。木材は日本でもラワン材として有名で、羽根と実を合わせた全長は18センチほどです。日本にもトウカエデという似たような『空飛ぶ種』が有りますが、こちらも同じ用に風を受けた羽根(翼果)がプロペラのように回転して、親木から落下した際の滞空時間を伸ばします。少しでも生息域を伸ばそうという、植物の生き残る知恵や情熱が感じられますね。

最後は『ブッタナッツ』。インドやミャンマーに自生し、お釈迦様の頭に似ているということでこの名前が付きました。中のナッツの部分はネット上にも画像はなく、見た目も食用なのかも分からず残念。見た目のおしゃれさで、インテリアや多肉植物の寄せ植え、フラワーアレンジメントなんかに利用されるようですが、我が家ではカッパ兄弟の家として利用しています。

こちらは何年か前に熱海の砂浜で拾った、名前のわからない長さ40センチくらいの悪魔のような樹です。前述のブッタナッツは幸運を呼ぶと言われていますが、この樹は見た目が気持ち悪いので魔除けとして食器棚の上に置いています。奇妙な植物はこれからも我が家に増えると思いますので、また紹介します!

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