埼玉の奥地の農産物直売所で『宇宙芋』なるヘンテコ食材を売っていたので即買い、天ぷらにしてみました。
とりあえず皮を剥くために茹でてみる。宇宙イモは別名『エアポテト』とも呼ばれ、東南アジア原産でヤマノイモ科の植物です。自然薯なんかで見られるムカゴにあたる部分ですね。通常のムカゴはパチンコ玉くらいですが、この宇宙芋の大きさは大人の握りこぶしくらいです。あと、訳のわからん形をしている。空中で実る姿が隕石や惑星に見えるので『宇宙芋』、なのだそうです。
竹串が簡単に通るまで茹でると皮がむけやすくなります。というかゆで汁の灰汁?が紫色で気持ち悪いし、皮を剥いてると皮の裏側に鼻から取れた角栓みたいなのがニョキニョキ出てて気持ち悪いです。緑色の部分はえぐみが有るらしいので取り除きました。全体に気持ち悪いです。
とにかく揚げてみる。普通に衣をつけて170℃くらいの油でサックリと。どんなキテレツ食材でも、揚げたてなら大抵なんとかなるはずなのである!ナマコをはじめて食べた人もこんな気持ちで料理してたのかな。
宇宙芋の天ぷら出来上がり!食感は、やはり山芋や長芋に近い。けど、山芋よりホクホクしていて若干のクセがあります。とても美味しいかと言うとビミョーだし、最初はこれを人類が食べて平気なのかと心配したけど、全然食べれる感じ!
しかし、保険にと一緒に揚げたサツマイモ『安納紅』の美味しさは別次元で宇宙芋の記憶吹っ飛んだ。ほんと美味しい芋だよコレ。芋としての役者が完全に違いますね。
ともあれ、変わった食材が食べられてよかった。ありがとう宇宙芋!
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