2022上半期漬け物ダイジェスト

今年も色々なものを漬けてます。今年はラッキョウも新ショウガも実山椒も長い時期八百屋さんに出ているし、周りの値上がりのせいもあるのでしょうが例年より価格が安いような気がします。皆さんもまだまだ間に合いますよ!?

ラッキョウは、今年もたっぷり2キロです。酢漬けと、農家さん直伝の必殺氷砂糖塩昆布漬け。氷砂糖の方は氷砂糖が溶けきったら出来上がり。足が速いので率先して食べます。

毎年1/3くらいは人にあげちゃうけど、それでも1年間は余裕で持ちます。強いシャキシャキ感を楽しめるのは漬けて間もなくですが、1年経つと美しい飴色になって味も深まり、それはそれで美味しいんですよね。我が家でもカレーの付け合わせやお酒のあてに大活躍。氷砂糖漬けの方は白ご飯にもよく合います🍚。

こちらも毎年恒例の新ショウガ漬け、いわゆるガリ。ガリは自宅で漬けたほうが絶対的に美味しいです。作り方はとっても簡単で、スプーンで皮を軽くこそげた生姜をスライスし、湯通し1分、あとは市販の漬け汁※に漬けるだけです。

※数度検証の結果、自作の漬け汁より市販の方が美味しく無難である事を痛感

漬け汁にプカプカ浮いているのは後述の山椒の実の塩漬けです。ラッキョウもガリもぬか漬けも、山椒をちょいと入れると美味しさと高級感が増すので、我が家にとって山椒の実は欠かすに欠かせない食べ物となっております。

で、最後は山椒の塩漬けですね。下処理はまず、水で洗って小枝を取って、5分ほど鍋で煮て水を切って終了です。小枝を取るのは時間がかかりますが、良い香りが部屋に広がって苦になりません。お気に入りの音楽でも聴きながら黙々とやれば一瞬です。

半分は下処理しただけの状態で小分けして凍らせ、ぬか床混ぜ混ぜ用に。そのうち一部は速やかにちりめん山椒にします。自作すれば市販のものより甘さ控えめにでき、翌日味が染みた頃合いで白ご飯にかければ、思わず『日本人で良かった』と呟くことウケアイです。

山椒の実の残りの半分は塩漬けにします。山椒の実の1/10の量の塩と一緒に熱湯殺菌したビンに入れ、たまにビンをぶんぶん振って十日間熟成させれば出来上がり。あとは冷蔵庫に入れておけば、酢味噌の香りづけやドレッシング、和洋中の隠し味に、一年間使える万能調味料の完成です。

もちろんぬか漬けも相変わらず毎日かんまして(かき混ぜて)おります。この70年物のぬか床を絶やすとお師匠さんにぶっ飛ばされるのもありますが、とにかくぬか漬けは美味しいし食材も無限で、毎日の食卓に深みを与えてくれるような気がします。

ピクルスも常に漬けてるし、今や我が家は『漬け物ハウス状態』。春は一年で一番忙しくていつも機会を逃すのですが、いつか梅干しにもチャレンジしてみたいと思っております。

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