茨城県古河市 一言主社の『根勢大明神』

茨木の【怒れるイチモツ(# ゚Д゚)】こと、茨城県古河市の一言主社(いちごんしゅしゃ)の根勢大明神様のレポートです。

新4号線からちょっと入ったところに一言主社はひっそりと鎮座しています。写真は一の鳥居と二の鳥居。昨年秋の中ごろに行ったのですが、写真をご覧頂いて分かるように、参道には草が腰の高さまで茂っていました。

一言主社の拝殿。主祭神の一言主神(ヒトコトヌシノカミ)は、悪い事も善い事も一言で言い放つ言行一致の“言霊の神”とされます。何だかちょっと怖いですね。しかし一方で、一言願えばどのような願いでも叶えてくれるドラゴンボール的な万能神ともされ、茨城県内や関東圏で幅広い信仰を得ているようです。で、拝殿の左奥に根勢大明神が入った合祀社があります。

こちらが合祀社。五つの祠が一つにまとめられており、まるで神様のアパート状態です。浅間神社、愛宕神社、雷電神社、大杉神社、そして根勢大明神様が入居するお部屋が一番手前の101号室であります(ウソです)。

そしてこれが、根勢大明神様の迫力あふれる隆々たるお姿です。1mを超える大きさのズッシリとした石製で、カリの反り返りの造形は圧巻!程よいデフォルメというか、手心が一切無し!ポリコレだのコンプライアンスだのに忖度しない、実にすがすがしいお姿です。

サオに脈打つように浮き出た血管がリアル。『根勢』は『金精』様の変化版でたまに見られるパターンですが、まさに勢いが感じられますね。しかし私にはこの血管が、神社が若干荒れ気味なことへの神の怒りに感じられたりもするのです。。無人の神社の管理は人手不足等で大変かと思いますが、何とかならないかな。。私で良ければ、草刈りくらいして差し上げますよ!

大明神の左側に謎の物体。何か分かりませんが、女陰を表しているのか、五輪塔の先っちょ?うーん違うか、しかしどこかで見たことのある形状だ。そして右側には、奉納物と思われる木製の男根が4本。ラップでくるんであるところに愛を感じます。奉納物が有るという事は、子孫繁栄や子宝の御利益が信じられているのでしょうね。

布袋尊も埃をかぶっています。積もり具合からして相当長い間お掃除されていない気がします。他の境内社も草ボーボー。神社の祭礼は11月15日とありますが、続いていることを祈ります!(草ボーボーはたまたまで、きちっと行われていたら本当にゴメンナサイ!)

ちなみに男根型のご神体はいたずらされたり盗まれたりと被害に遭う例を幾つか知っていますが、この祠は御扉も無くかなり開放的です。盗難除けに檻に入っていたり施錠されている神様も多いですからね。しかし、いかに恐れ知らずのヤンキーや盗人も、この迫力には縮み上がって狼藉をあきらめる事でしょう。このお姿からして神罰がすごそうですもんね、チンコもぎとれちゃったりして!

以上、茨城県古河市 一言主社の『根勢大明神』のレポートでした!

所在地 茨城県イバラキケン古河市コガシ下片田シモカタタ140

駐車場 無し ご迷惑の掛からない場所に駐車しましょう

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